三菱自動車は、29日付けの組織改正を発表した。シンプルな組織を目指して部の数を2003年度末の230から131に削減する。リコールなどの一連の事件で信頼回復のための施策として、社外有識者で構成する企業倫理委員会を新設するという。
三菱自動車は、29日付けの役員、執行役員、本部長人事を発表した。ダイムラークライスラー出身のヨアヒム・クアーズ常務執行役員とクリスチャン・カーン・フォン・ゼーレン常務執行役員が退任し、これで常勤の役員、執行役員で外国人はゼロになった。
マツダは、22日付けの組織改正で、開発部門と販売部門の組織改正を発表した。R&D部門を横断する独立組織として車両開発本部R&D品質改善推進室を設置したり、東京、大阪、広島の直販事業部の法人向け業務を再編する。
オートバックスセブンは、タイ2号店「オートバックス・パタナカンストア」をバンコク市に24日からオープンすると発表した。
マツダは22日、同日付で「中国事業本部」を新設したと発表した。海外販売本部内の中国部を格上げしたもので、米フォード・モーターと共同で進める新たな現地生産の準備や販売強化策など中国事業を戦略的に展開する。
経済産業省は22日、日本自動車工業会の鈴木孝男副会長兼専務理事を7月1日付で、独立行政法人である中小企業基盤整備機構の初代理事長に起用すると発表した。自工会の役職は今月30日付で退任する。
景気回復期待を背景に、全体相場は反発。自動車株はほぼ全面高となった。大手自動車各社の好業績期待から、部品メーカーにも買いが入っている。アイシン精機が連日で上場来高値を更新し、曙ブレーキ、ショーワは年初来高値を更新した。
三菱ふそうトラック・バスは、21日開催の定時株主総会と取締役会で役員人事を決定して発表した。リコールなどの一連の事件を受けて開発に携わった常務執行役員2人が退任となった。
豊田紡織とデンソーは、中国の天津市にフィルタの生産会社の天津豊田紡汽車部件有限公司を共同で設立したと発表した。
ハイテク株を中心に売られ、全体相場は続落。自動車株は全面安となった。