マツダは22日、同日付で「中国事業本部」を新設したと発表した。海外販売本部内の中国部を格上げしたもので、米フォード・モーターと共同で進める新たな現地生産の準備や販売強化策など中国事業を戦略的に展開する。
中国事業本部には「中国企画戦略部」「中国販売部」など4部・2室を置き、人員も現在の10人余りから順次増強、200人を超える規模にする方針。
事業本部長には執行役員で防府工場長だった太刀掛哲氏が就いた。同社の井巻久一社長は、2010年に中国での販売を30万台に拡大する長期計画を打ち出しており、体制整備を急ぐことになった。