三菱ふそうトラック・バスは、一連のリコール事件を受けて筆頭株主のダイムラークライスラーから技術支援チームを新たに受け入れる方針を明らかにした。
ダイムラーのふそう支援部隊は、当面は10人程度で、すでに来日している。ふそうのトラック、バスの開発、製造方法の改善、保守サービスなどについて指導する。今後、さらに20人程度の追加の人員を受け入れてリコール対象車の修理を行う販売会社の改修作業なども指導する予定だ。
ダイムラーはふそうに65%を出資する筆頭株主だ。ダイムラー主導で、ふそうの品質問題の改善に取り組み、早期立て直しを図る。