ホンダが27日発表した2005年3月期の連結業績予想によると、売上高は5期連続の過去最高となるものの、為替影響によって利益は各段階で減益となる。純利益は前期に比べて16.0%減の3900億円にとどまる。
ホンダは27日の取締役会で宗国旨英会長が6月23日付で退任する人事を内定した。宗国会長は特別顧問に就任、会長職は空席になる。
豊田自動織機は27日、中国・昆山市に豊田通商などと共同で、自動車用鋳造部品を製造・販売する合弁会社を設立したと発表した。
ダイハツ工業は26日の取締役会でトヨタ自動車の箕浦輝幸専務(60)を新任取締役候補に選任した。6月下旬の株主総会で承認を得て、副社長に就任する。
ダイハツ工業の2005年3月期連結決算は、売上高が前期比9.7%増の1兆0900億円と初めて1兆円の大台を突破する見通しだ。国内販売を引き続き拡大させるほか、国内外でのトヨタ自動車からの受託車生産が前期の2倍強に増え、増収に貢献する。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日の記者会見で、2005年度から始める次期中期計画「日産バリューアップ」の期間中に、日本で高級車販売チャンネル「インフィニティ」を展開すると明らかにした。
企業収益の拡大に対する期待を背景に、全体相場は3日続伸。平均株価は約2週間ぶりに年初来高値を更新した。自動車株は高安まちまち。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、都内のホテルで会見し、2005年度から始める次期中期計画「日産バリューアップ」を発表した。世界販売は最終の07年度に420万台を目指すという意欲的な数字を掲げた。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、中期計画「日産180」の最終年度となる2005年3月期の業績見通しを発表した。世界で新型車を9モデル投入するなど攻勢をかけ、増収増益予想。5期連続の最高益となる。
マツダは、2003年度の生産・販売状況を発表した。国内生産は、前年度比4.5%増の81万1333台と2年連続でプラスとなった。『アクセラ』や『RX-8』の販売が好調で、国内販売が順調だったのに加え、欧州向け輸出が伸びたのが主因だ。