トヨタ自動車が発表した2004年3月期連結決算は、最終利益が前年同期比54.8%増の1兆1620億円となり、日本企業として初めて1兆円を突破した。売上高、営業利益、税金等調整前利益も全て過去最高となった。
日本自動車輸入組合が発表した4月の輸入車車名別新規登録台数では、首位となったのはフォルクスワーゲンで、4カ月連続トップを堅持した。『トゥアレグ』などの販売が好調で、販売台数は前年同月比8.3%増の3625台だった。
日本自動車輸入組合が発表した4月の輸入車新車販売台数は、前年同月比0.1%減の1万7722台と微減だった。好調に伸びてきた日本メーカーの海外生産の販売が急ブレーキがかかったため、3カ月ぶりにマイナスとなった。
日本自動車販売協会連合会が発表した4月の乗用車車名別順位で、トップは1万1300台販売した『カローラ』だった。カローラの首位は、3カ月連続。2位には『クラウン』が1万0759台を販売して急上昇した。
ホンダは10日、ホンダ・オブ・マニュファクチャリング・オブ・アラバマの第2生産ラインのラインオフ式を開いた(既報)。ホンダの北米での生産能力は140万台となり、トヨタ自動車の北米の生産能力に並ぶ。
前週末の米国株式の急落を受け、全体相場は6日続落。平均株価は今年最大の下げ幅となり、およそ2カ月半ぶりの水準に下落した。自動車株も全面安。朝方こそ円相場の急落を好感して大手3社を中心に買われたが、市場の流れに飲まれて下げに転じた。
インターネット販売のカービューが発表した4月の人気車ランキングによると、トップに立ったのはホンダの『オデッセイ』で、7カ月連続で首位となった。2位はBMWの『3シリーズ』が前月の5位から急上昇した。
GM(ゼネラルモーターズ)の子会社の豪州ホールデン社はビクトリア州ポート・メルボルンにあるグローバルV6エンジン工場の生産能力を年産24万台に引き上げると発表した。
損害保険ジャパンは、企業向け自動車保険「ニーズ細分型自動車保険TEN」用に、業界初の新特約2種類を開発し6月1日から発売すると発表した。業務用車両で事故を起こした従業員の再教育費用を補償する「安全運転教育費用担保特約」などを新設する。
シンクタンクの富士キメラ総研は、主要自動車部品の市場調査を実施した2004年版自動車部品マーケティング便覧をまとめた。それによると自動車の電子化が進み、車間距離感知システムや車載用CCDカメラの市場が急速に膨らむ見通し。