経済産業省が17日発表した3月の製造工業稼動率・生産能力指数調査によると、国内の生産能力指数は91.7と前の月を0.2ポイント上回り、2000年2月以来49カ月ぶりのプラスに転じた。
日本自動車販売協会連合会が発表した4月の中古車登録台数は、前年同月比2.0%増の45万2157台で、2カ月連続で前年を上回った。
三菱自動車がオーストラリア工場の閉鎖を検討していることから、オーストラリア連邦政府のマクファーソン大臣と南オーストラリア州政府フォーレー副首相は、同社の岡崎洋一郎会長兼社長と会談し、工場の存続を求めた。
14日、ポルシェはデザイン部“スタイルポルシェ”のハルム・ラガーイ部長が引退し、後任にミハエル・マウアー(前サーブ・チーフデザイナー兼GMヨーロッパ先行デザインセンター所長)が就任することを明らかにした。
前日の下げで値ごろ感が台頭し、輸出関連株を中心に全体相場は小反発。自動車株は高安まちまちとなった。
富士重工業は、2004年3月の単独決算を発表した。売上高は前年同期比2.7%増の9369億円で、営業利益が同39.9%減の301億円となった。増収は3期ぶり、減益は2期連続。
富士重工業は、輸送機工業を完全子会社するための株式交換についての条件について両社で合意したと発表した。輸送機の株式1株に対して、富士重の株式0.17株を割り当てる。
富士重工業は、14日開催の取締役会で、ストックオプションを付与するため、新株予約権を発行することを決めた。6月25日開催の定時株主総会で提案して承認を得る。
富士重工業が発表した2004年3月期連結決算によると売上高は前年同期比4.9%増の1兆4394億円と過去最高となったものの、営業利益が同25.5%減の503億円と大幅減益となった。対ドルで円高が進行、為替差損が発生した影響が大きかった。
三井住友海上火災保険は、中国・広州市の南沙経済技術開発区と業務提携したと発表した。外資系の損保会社が同開発区と業務提携するのは初めて。