富士重工業は、輸送機工業を完全子会社するための株式交換についての条件について両社で合意したと発表した。輸送機の株式1株に対して、富士重の株式0.17株を割り当てる。
富士重は、業績が悪化している輸送機を完全子会社化して、経営立て直しを図る方針で、3月31日に両社で合意した。今回、株式交換についての条件でも合意し、株式交換契約を締結した。
株式交換比率は、大和證券SMBC、プライスウオーターハウスクーパース・ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスを第三者機関として選定して算定を依頼、この結果を参考に両社で決定した。
輸送機の単位株1000株を保有する株主は、富士重株式170株が割り当てられる。株式交換は8月3日に実施される。