富士重工業(スバル)は14日、2002年度から06年度までの5カ年の中期経営計画「FDR-1」での自動車販売や利益目標を下方修正して発表した。
富士重工業(スバル)が14日発表した2005年3月期の連結業績予想によると、営業利益は前期比10.6%減の450億円と、25.5%の大幅減益となった前期に続いて2ケタ落ち込む。1ドル=105円と前期より同9円の円高を想定しており、288億円の影響を見込んでいる。
通販専門の自動車保険会社、三井ダイレクト損害保険は14日、携帯電話などモバイル端末から保険商品の資料請求ができる仕組みを構築し5月17日からサービスを開始すると発表した。
富士重工業の竹中恭二社長は14日、東京で行った決算発表会見の席上、中期経営計画に対応した国内市場向けの商品展開を明らかにした。2005年初めに軽自動車、06年に小型車の新モデルを投入する。
政府機関の“三菱ふそう制裁”が広がっている。18カ月の指名停止を打ち出した国土交通省に続き、警察庁も13日から11カ月間の指名停止を決めた。
3月の機械受注統計の悪化を嫌気し、全体相場は急反落。自動車株は軒並み安となった。マツダは欧州販売の好調で04年3月期の連結営業利益が約4割増と伸びたが、市場の予想を下回った格好。
マツダの2004年3月期の単独決算は、売上高が前年同期比8.1%増の1兆6617億円、営業利益が同29.7%減の204億円となり、増収減益となった。
ヤマハ発動機は、中国上海市に中国製ヤマハブランドの二輪車販売、アフターサービスおよび部品販売を行う新会社を設立したと発表した。新会社に、ヤマハの中国内の二輪車の販売・マーケティングを集約、今月26日から正式に稼動する。
マツダは13日の取締役会で、同社の役員などにストックオプションとして新株予約権を発行するとともに、自己株式を買い付けることを決めた。6月22日開催の定時株主総会で決議する。
マツダが発表した2004年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比39%増の702億円となり、過去10年間で最高となった。『アクセラ』や『RX-8』などの販売が日本、欧州などで好調に推移し、3期連続で増収増益となった。