マツダの井巻久一社長は13日の決算発表の席上、中国市場での長期計画として2010年に30万台の販売を目指す方針を明らかにした。今後3、4年で8車種を同市場に投入するという。
ダイムラークライスラー(DC)は、同社が保有する韓国ヒュンダイ(現代)自動車株10.5%を売却すると発表した。三菱自動車株は引き続き保有する方針。
米国株式の反発で安心感が広がり、全体相場は大幅続伸。自動車株も全面高となった。
軽自動車業界がまとめた4月の軽自動車車名別販売台数によると、スズキの『ワゴンR』が前年同月比35.4%増の1万5379台でトップとなった。ワゴンRの首位は4カ月連続。
日産ディーゼル工業は、2004年3月期連結決算見通しの経常利益が従来見通しよりも81億円増の191億円になる上方修正を発表した。
スズキが12日発表した2005年3月期の連結決算予想によると、営業利益は前期比5.1%増の1000億円で過去最高となり、初めて大台に乗せる。経常利益も同額の予想。
スズキは、2004年3月期決算での年間配当を8円、特別配当1円の合計9円として2003年3月期決算と同額とすると発表した。
スズキが発表した2004年3月期連結決算によると、売上高が前年同期比9.1%増の2兆1990億円、営業利益が同28.2%増の951億円となり、増収増益となった。過去最高益となった。
トヨタ自動車が11日発表した2004年3月期連結決算によると、金融事業の営業利益が前期比約4.8倍の1459億円と、過去最高になった。同社は05年度に1000億円の達成を目指していたが、2年早く大台を突破した。
日産自動車の3カ年経営計画「日産180」が最終段階に入った。3項目のコミットメントのうち、最大の難関であるグローバル販売100万台の上乗せに向け、今年度も世界で9車種の新モデルを投入して攻勢をかける。