日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、中期計画「日産180」の最終年度となる2005年3月期の業績見通しを発表した。世界で新型車を9モデル投入するなど攻勢をかけ、増収増益予想。5期連続の最高益となる。
売上高は前期比10.1%増の8兆1760億円と、初めて8兆円台に乗せる。また営業利益は4.3%増の8600億円、純利益は1.3%増の5100億円としている。
為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円を前提にしている。ゴーン社長は為替レートが1ドル=113円など前期並に推移すれば、営業利益は9900億円を確保できるとの見通しも示した。