UFJ銀行の不良債権問題に対する警戒感が強まり、全体相場は反落。円相場が再び1ドル=107円台に上昇したことから、自動車株はさえない動きとなった。
スウェーデンのボルボは、同社が保有するスカニア社の株式を自社株主に分配すると発表した。日野自動車など大型車メーカーへの売却交渉を行ってきたが、売却額など条件面で折り合わず断念した。
損害保険ジャパンは、保険料支払いが可能なコンビニエンスストアを従来の3社から10社に拡大した。全国のコンビニエンスストア3万7000店で保険料の支払いができるようになる。
損害保険ジャパンは19日、電子決済システム「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」を利用した保険料支払いサービスを、損保業界で初めて導入すると発表した。
シトロエン・ジャポンは、アフターサービスを充実するため、販売店の車両の遠隔診断アシストを行う「シトロエン・オンライン・アシスタンス」をシトロエン販売店に導入すると発表した。
ダイムラークライスラー日本は、2004年第1四半期(1−3月)のブランド別販売台数を発表した。メルセデスベンツは、3月の販売台数としては、歴代2位の6389台を販売した。
景気回復期待を背景にした買いが入り、全体相場は小反発。円安を素直に好感し、自動車株は全面高となった。円相場が前日来1ドル=108−109円台で推移していることから、業績の安定化に対する期待が台頭。
欧州自動車工業会(ACEA)が発表した3月の欧州新車販売(乗用車、西欧18カ国)によると、総台数は前年同月比6.9%増の170万7000台になり、今年になって初めてのプラスとなった。
三菱自動車が発表した3月単月の世界販売台数は、前年同月比2.6%増の16万9200台となった。国内は『コルト』の販売不振でマイナスとなったが、欧州や中国、台湾での販売が好調だった。
三菱自動車は、2003年度(2003年4月−2004年3月)の世界販売を発表した。総販売台数は前年度比3.3%減の152万5100台となった。北米の販売が大きく落ち込み、全体もマイナスとなった。