景気回復期待を背景にした買いが入り、全体相場は小反発。円安を素直に好感し、自動車株は全面高となった。円相場が前日来1ドル=108−109円台で推移していることから、業績の安定化に対する期待が台頭。
日産自動車が前日比11円高の1172円と6日ぶりに反発した。ホンダも120円高の4790円と4日ぶりに反発し、トヨタ自動車も90円高。いすゞは8円高の286円と反発した。
こうした中、三菱自動車工業は大手経済紙が「ダイムラークライスラーは三菱自を同社の小型車部門としての位置付けを鮮明にする」と報じたが、株価は6円安の323円と続落。日野自動車工業も2円安で4日続落とさえない。