三菱ふそうトラック・バスは14日、リコールや不具合などの事件で社内調査を行った結果を公表した。1988年までさかのぼって不具合情報を調査した結果、合計で62件のヤミ改修が発覚し、近く43件のリコールを届け出る。
同社は国土交通省に97件の不具合が発覚していることを報告しているが、リコールを届け出ずに販売店で修理するヤミ改修を62件実施していたことが分かった。
調査の結果、リコールに該当する件数は43件、改善対策で4件、合計47件について近く国土交通省に届け出る。対象台数は約45万台。三菱ふそうの保有台数は約130万台で、3台に1台が対象となる。リコールなどの対策費用は明らかにしていない。