三菱ふそうトラック・バス、過去最大規模300名の中途採用へ…日野との統合新会社発足も視野に

三菱ふそう『eキャンター』
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三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は16日、計300名以上の正社員のグローバルな中途採用活動を開始したと発表した。

CASE技術への対応や「2024年問題」など、商用車を取り巻く環境が大きく変化する中、MFTBCはグローバルに大規模な人材採用を行うことで、より多様かつ専門性に富んだ集団として、企業としての競争力強化を目指す。

今回の採用活動は、MFTBCと日野自動車との経営統合により、統合新会社が発足予定の2026年4月以降、MFTBCが現在の親会社のダイムラートラックの連結対象から外れる見込みであることを受けた措置だ。

外部からの中途採用を大規模に行うことで、経営統合後もさらなる競争力強化につなげることを目指す。なお、採用活動によって採用された社員は、統合新会社ではなくMFTBCにて勤務する予定だ。


《森脇稔》

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