日産自動車が発表した上半期(1−6月)の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同期比11.9%増の160万6404台で、大幅に増えた。米国の生産台数が急増したのが主因だ。
ホンダが発表した6月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比9.9%増の10万8791台で、2カ月ぶりにプラスとなった。輸出が好調に推移しているため。
日野自動車が27日発表した2004年度第1・4半期(4−6月)の連結業績は、トラック・バス販売が前年同期比29.5%増の2万1418台と好調で、増収増益になった。
日野自動車は、4-6月期(第1四半期)連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.7%増の2480億円、営業利益が同13.5%増の86億円となり、増収増益となった。
日産自動車とホンダが27日発表した2004年上期の実績によると、グローバル生産で日産がホンダを上回った。グローバル生産では1999年にホンダが日産を抜き、03年まで上回っているが、今年は日産が逆転する可能性が。
ホンダが発表した2004年上半期(1−6月)の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同期比4.3%増の60万5093台で、2年ぶりにプラスとなった。輸出が好調だったため。
三菱自動車工業が27日発表した今年上期の生産・販売実績によると、国内販売は前年同期比19.4%減の15万8841台となった。リコール隠しの実態が表面化する春先までは堅調だったため、上期の落ち込みは比較的軽微。
マツダが発表した6月の生産状況によると、グローバル生産は、前年同月比18.3%増の9万8767台で、2ケタの増加となった。国内生産、海外生産ともに好調なため。
マツダが発表した2004年上半期(1-6月)の生産実績によると、国内生産は前年同期比4.9%増の40万3998台となり、2年連続でプラスとなった。『アクセラ』や『RX-8』の輸出用の生産が好調だった。
先週末の米国株の下落を嫌気し、全体相場は3日続落。自動車株は高安まちまちとなった。ダイハツ工業は業績拡大期待を背景に急伸。しかし、利益確定の売りに押されて、結局は6円安の842円で引けた。