スズキは、インドネシアの工場インドモービル・スズキ・インターナショナルで、多目的車『APV』を8月から生産し、9月からインドネシアで販売すると発表した。約115億円を投じて工場を改修し、年間7万台を生産する。
日野自動車は、米国子会社の日野モーター・マニュファクチャリングU.S.Aが、トヨタ自動車用部品製造工場の鍬入れ式をアーカンソー州マリオン市の工場建設用地で実施したと発表した。
日本銀行は、職員を民間企業に出向させて実務経験を積ませる新たな試みを計画していたが、9月からトヨタ自動車など2社に各1人を派遣することになった。
中国の大手自動車メーカー、上海汽車が韓国の双竜(サンヨン)自動車の買収交渉権を獲得、9月にも買収で合意する見通しとなった。実現すれば、中国の自動車メーカーとしては初の海外メーカー買収となる。
米フォード・モーターが発表した4−6月期決算は、金融事業の好調により純利益が前年同期比2.8倍の11億6500万ドルと大きく改善した。
フォード・モーターとマツダ、長安自動車の3社は、フォードと長安自動車の合弁会社の長安フォードの第2工場の用地を購入することで合意した。今後、長安フォードにマツダも出資し、マツダ車を第2工場で生産する。
国内ハイテク企業の4−6月期決算発表を来週に控え、模様眺め気分が台頭。全体相場は反落し、自動車株も全面安となった。
三菱自動車の米国生産工場の北米三菱は10月からイリノイ工場の生産体制を2直から1直に変更するとともに、1200人を削減すると発表した。
三菱自動車は、2005年末までに閉鎖する岡崎工場の社員1600人のうち、400人がトヨタ自動車グループで再就職することで合意したと発表した。
日本自動車工業会は、2003年度の米国製及びEU製自動車部品購入実績を発表した。米国製自動車部品購入実績は、前年度比11%増の415億1000万ドルと大幅に伸びた。