日本自動車工業会は、2003年度の米国製及びEU製自動車部品購入実績を発表した。米国製自動車部品購入実績は、前年度比11%増の415億1000万ドルと大幅に伸びた。
内訳は現地調達分が同13%増の382万9000万ドルで、輸入分が同11%減の32億2000万ドルとマイナスだった。これは日本メーカーが現地生産シフトを加速させているためだ。米国製部品購入実績は1991年から12年間一貫して成長している。
EU製自動車部品の購入実績は、同22%増の97億ユーロと、こちらも大幅に伸びた。うち、現地調達分が同22%増の82億8000万ユーロ、輸出分が同29%増の14億2000万ユーロだった。EU製部品は自工会が統計を取り始めた1996年から一貫して伸びている。