米フォード・モーターが発表した4−6月期決算は、金融事業の好調により純利益が前年同期比2.8倍の11億6500万ドルと大きく改善した。
自動車事業は、高級車事業で大幅な赤字を計上するなど税引き前損益は5700万ドルの赤字となった。ただ、北米のリストラ関連による特別損失を1億4000万ドル計上しており、こうした特別要因を除いた税引き前利益は8300万ドルの黒字を確保した。
前年同期の自動車事業の税引き前利益は300万ドルにとどまっており、回復が進んでいる。また、自動車事業の税引き前利益へのマツダの寄与は6000万ドルで、前年同期の4500万ドルから33%増加している。