景気改善期待を背景に、全体相場は3日続伸。平均株価は7日ぶりに1万1600円台を回復した。トヨタ自動車は3日続伸。大手証券では収益拡大を評価して目標株価5300円を設定している模様。
住友ゴム工業は13日、タイヤ空気圧低下警報装置用のソフトについて、独ロバート・ボッシュへの納入を開始したと発表した。ボッシュは、自社の製品に同ソフトを組み込んで販売する。
欧州自動車製造者協会(ACEA)が13日に発表した西ヨーロッパ(EU15カ国+EFTA)の6月の乗用車の新規登録台数は、140万7528台の前年同期比5.6%増と5カ月連続してプラスとなった。
三菱自動車は、同社が閉鎖する予定の岡崎工場の社員の転職をトヨタ自動車に依頼する方向で、両社間で正式に話し合いを開始したと発表した。三菱自動車への仕入先もトヨタに取引の可能性の検討を正式に依頼した。
三菱ふそうトラック・バスのビルフリート・ポート社長は、同社製の大型トラックのクラッチ部品の欠陥を国土交通省に虚偽報告していた件で、虚偽報告を行った部長級の社員を懲戒解雇したことを明らかにした。
米国経済誌の『フォーチュン』が発表した2003年の年間売上高による世界企業500社ランキングで、トヨタ自動車が8位にランクインした。
オリックスは、カーリースとレンタカーを展開している子会社7社を来年1月で統合すると発表した。オリックスグループの自動車事業の重複を避けて、経営効率の向上を図るとともに、自動車関連サービスを充実していく。
豊田自動織機とデンソーは、米国ジョージア州アトランタ郊外に、北米で2つ目のコンプレッサー生産拠点となる新会社ティーディーオートモーティブコンプレッサージョージア(仮称)を設立すると発表した。
ホンダは12日、昨年4月から建設中だった和光本社ビル(埼玉県和光市)の竣工式を行った。現在、東京の青山本社にある国内営業部門などが9月末までに順次、移転する予定。
値ごろ感から買いが継続し、全体相場は続伸。自動車株は全面高となった。ダイハツ工業が前週末比42円高の850円と3日続伸。小型車『ブーン』の販売好調を材料に、大幅高となった。