日産自動車の7月の実績は国内生産、国内販売、輸出、海外生産が全て前年水準を上回った。日産の全指標がプラスとなるのはこれで4カ月連続。国内市場の低迷により7月は大手5社のうち4社の国内販売がマイナスとなるなか日産だけが新型車効果を享受したかたちだ。
マツダが27日発表した7月の実績によると欧州向け輸出が前年同月にくらべ144.8%増の2万794台となった。新型車『アテンザ』のほか『ファミリア』『プレマシー』の受注が好調だった。輸出の好調で国内生産は12.2%増の7万5010台となり5カ月ぶりに増加した。
ホンダが27日発表した7月の実績は国内生産台数が2カ月ぶりに前年水準を上回った。国内販売はマイナスとなったものの欧州、アジア向け輸出車の生産が増えた。
トヨタ自動車が27日に発表した7月の実績によると国内生産台数は前の年の同じ時期にくらべ0.5%と微増の30万9058台となり2ヶ月ぶりに前年水準を上回った。輸出が15%の増加となり国内販売の減少分をおぎなった格好だ。
トヨタ自動車は26日、中部地区に福祉車両総合展示場「トヨタハートフルプラザ名古屋」を9月19日にオープンすると発表した。トヨタは高齢化社会に向け福祉車両の充実を図っている。車両展示場の設置を進めユーザーニーズによりきめ細かく対応する。
欧州の洪水被害が深刻さを増す中で、ドイツ・ポルシェAGは、ドイツ東部の洪水被害に200万ユーロ(約2億3000万円)の緊急支援を行うと発表した。同社のヴィーデキング社長が明らかにしたもの。
トヨタ自動車は23日、1500億円の無担保普通社債を発行すると正式に発表した。トヨタとして社債を発行するのは6回目。今回発行する普通社債は1500億円規模で、期間は10年。発行価格は額面100円につき金99.93円で、利率は1.33%となる。
中古車オークションの大手ユー・エス・エス(USS)は昨年10月に取得した神奈川県横浜市の横浜ドリームランド跡地を横浜市に売却することで合意したと発表した。売却額や時期は未定だがUSSは取得額(約90億円)と同程度での額での売却を見込んでいる。
トヨタ自動車が、最大で1500億円の社債を発行することを検討していることがわかった。国内企業の社債では、抜群の信用力のあるトヨタが、社債を発行するのは4年ぶり。集めた資金は燃料電池車などの研究開発に用いられるようだ。
いすゞ自動車は、アメリカのSUV現地生産工場で来月16日から2カ月間工場の操業を休止する生産調整を実施することを明らかにした。また、来月2日からはいすゞが雇用している215人をレイオフ(一時解雇)するという。