スバルの新ハイブリッド「ターボ・パラレルハイブリッド」(TPH、18日発表)は、すでにテスト車に実装、走行試験を行っている段階である。搭載モデルのリリースまでにはおよそ2年の時間がある。リファインには十分なリードタイムと言えよう。
スバルの新型「ターボ・パラレルハイブリッド」(TPH、18日発表)のキーデバイスのひとつは、ミラーサイクル化されたターボ付き水平対向エンジンだ。
スバルは18日、新開発したハイブリッドユニットを発表した。07年には『レガシィ』をベースとする新モデルに搭載する。当初は少数を販売、その後は市場のニーズに合わせて適宜生産を拡大していくという。
欧州市場ではメジャーブランドのひとつとなったフォード『フォーカス』だが、日本での販売はハッキリ言って不振である。ちなみに旧型の販売台数は、年平均2000台。新型への切り替えを機に、フォードジャパンは販売戦略をどう再構築するのだろうか。
新型フォード『フォーカス』(5日、日本発表)のデザインコンセプトは「スポーティさと機能性、実用性をうまくバランスさせたデザイン」だ。
新型フォード『フォーカス』のプロモーションは、ブランドイメージを再構築するため、『Forcustyle』と銘打ったウェブとフリーペーパーのメディアミックスにより、ユーザーに「フォーカスとは何か」という命題を訴えかける。
新型『フォーカス』のエンジンは、フォードグループ各社が共用する「デュラテック」と称する直列4気筒。日本向けモデルには排気量2.0リットル、1.6リットルの2種類が搭載される。基本設計はマツダの手によるものだが、欧州市場向けのファインチューニング。
新型『フォーカス』は旧型に比べ、ボディが大幅に拡大された。全長は18cm増の4350mm、全幅は13cm増の1840mm。全長はともかく、全幅は日産『シーマ』やホンダ『レジェンド』といったLクラスモデルとほぼ同じ。
フォードジャパンが5日より日本市場に投入した新型『フォーカス』。98年の欧州デビュー以降、同市場で大ヒットとなったモデルの後継であるだけに、エンジン、シャーシともほぼオールブランニューで臨むという気合の入れようだ。
エンジンを主役とし、モーターはあくまで脇役というホンダ「IMA」。新型『IMA』そのものの燃費改善効果は「通常のエンジンにポンづけしたとすると、およそ3割くらいでしょうか」(本田技術研究所・藤村章上席研究員)という。