台形のシンプルなデザインとバラエティ豊かなボディカラーが特色のダイハツ『ESSE』(エッセ)。語源は英語のessence(エッセンス=本質)の語源であるラテン語「esse」。「エコ・シンプル&スマート・イージー」という、軽自動車が本来持っているべき“本質”を追求し、スモールカーの原点を問い直すモデルだ。
トヨタ『FSC』は、セダンとミニバンのクロスオーバー領域を狙ったコンセプトカーだ。ボディ形状はミニバンだが、室内空間はセダンのごとく、大人4人の快適性を最優先するべくデザインされている。
トヨタブースのなかで、もっとも注目を浴びそうなのは“着るクルマ”『i-swing』だろう。2003年東京モーターショーの『PM』、2005年愛・地球博の『i-unit』の発展型だ。
トヨタ『エスティマ・ハイブリッド・コンセプト』は、その名が示すとおり、エスティマハイブリッドの市販予告という位置づけの参考出品車だ。人気の高い現行モデルのデザインテイストを踏襲しつつ、内外装をいっそう洗練。またハイブリッドユニットを新世代のものに換装し、性能向上を図っている。
マツダ『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』は、「RENESIS」水素ロータリーと電気モーターを組み合わせたハイブリッドカーだ。
マツダ初のハイブリッドモデル『トリビュートハイブリッド』。参考出品車だが、市販予定車のリストに入っており、近々発売されるもよう。ガソリン高騰でハイブリッドモデルへのユーザーの関心が高まっているだけに、かなり注目を集めることになりそうだ。
日産の4ドアクーペコンセプト『FORIA』(フォーリア)の全体の造形やフィニッシュは見事で、宝飾品をイメージしたというきらめきのあるヘッドランプやリアコンビネーションランプ、指輪のリング部のような鏡面とサンドのコンビネーションを持つアルミムク材のモール類など、細かいデコレーションが華やかさを演出する。
ミニバンの参考出品モデル『AMENIO』(アメニオ)は、快適性だけでなく、デザイン面の提案も盛りだくさん。あえて自動車のインテリアデザインの文法を破り、家具、リビングルームのデザインやレイアウトのエッセンスを取り入れている。
マツダ『先駆』のインテリアは、エクステリアと同様、デザインに徹底的にこだわっている。大型のスライドドア「フライングウイング」を開けると、本物感あふれる素材をふんだんに使用したシックなムードのインテリアが目に飛び込む。
トヨタ『FINE-X』は、ミニバン型の燃料電池ハイブリッドカーだ。「FINE」はFuelcell(燃料電池)、INnovative(技術革新)、Emotion(情感)を組み合わせた造語。2003年に発表したスポーツカー『FINE-S』、ハッチバックセダン『FINE-N』に続くシリーズ3代目だ。