マツダ初のハイブリッドモデル『トリビュートハイブリッド』。参考出品車だが、市販予定車のリストに入っており、近々発売されるもよう。ガソリン高騰でハイブリッドモデルへのユーザーの関心が高まっているだけに、かなり注目を集めることになりそうだ。
機構的には兄弟モデルで先行発売されている米フォード『エスケープハイブリッド』と共通。エンジンはマツダ製の「MZR」2.3リットル直4DOHCアトキンソンサイクルで、最高出力133ps、最大トルク17kgm。これに最高出力95ps(70kW)のモーター、および別のモーター・ジェネレーターを組み合わせたシリーズ・パラレルハイブリッドだ。
ノーマルに対する燃費向上率は、アメリカにおける市街地モードで74%、同街道モードで32%となっている。
トリビュートの美点だった室内の広さはハイブリッドでも健在。ラゲッジスペースは5名乗車時でも782リットル、2名乗車では実に1877リットルに達する。ハイブリッドカーの購入を考えているユーザーにとって、トリビュートハイブリッドはことさらじっくりと見ておきたいモデルだろう。