大盛況のうちに閉幕した「東京モーターサイクルショー2026」で、強い存在感を放っていたのが登場したばかりのホンダ『CB1000F』をベースとしたカスタムたち。なかでも熱視線を浴びていたのが、1980年代のムードを色濃く漂わせていたドレミコレクションの1台だ。
【画像】コスプレカスタムの第一人者「ドレミコレクション」の展示
「Z」や「ニンジャ」など昭和の絶版車の装いを、『Z900RS』など現行車で再現する“コスプレカスタム”の第一人者が、今度はCB1000Fをベースにしてまたファンを歓喜させた。
◆往年の“Fらしさ”を強調
サイドカバーをはじめシートカウル、さらにテールレンズも換装(東京モーターサイクルショー2026)代表を務める武 浩さんに話を聞くと、「“Fらしさ”を強調した」とのこと。エフの系譜を強く感じさせるのは、新車時からのコンセプトであるものの、“フェイク”ツインショックをはじめ、ベラスコ管、跳ね上がるシートカウル&大きくて四角いテールレンズ、ダイマグホイール、フィン付きフェンダー、スリット入りのサイドカバーなど細部まで、とことんこだわり抜いた。
1980年代のAMAスーパーバイクでフレディ・スペンサーが駆った栄光の車体色を忠実に再現し、サイドカバーをはじめシートカウル、さらにテールレンズも、よりCB-Fらしいものへと換装されている。
CB1000F CB-F(Spencer)Style
注目はなんと言っても、ツインショック風のスタイルだ。現代のモノショックモデルでありながら、見た目を往年の2本サスにするのは、Z900RSでも同社が発表した手法で、見る者の視線を釘付けにする。
よくみると、タンデムステップホルダーにマウントされているが、別体式のリザーバータンクを備えるなど、ぱっと見では違和感がない。
ダイマグの3本スポークホイールを履く足回りや、名メカニックであるマイク・ベラスコが手掛けたマフラーなどマニア心をくすぐり、会場で熱心に写真を撮っていたバイク乗りたちからは「ここまでやるとは、さすがドレミ」と、敬服の声が漏れていた。
◆モンキー125がカワサキZに?
モンキー125がZ1000Mk2スタイルに変身(東京モーターサイクルショー2026)さらに『モンキー125』をカワサキZに化けさせたカスタムも披露。火の玉タンクのZ2仕様と、角タンクのZ1000Mk2仕様が注目を集めた。
それぞれヨシムラマフラーを装着するなど、こちらも凝っているが、可愛らしさもあり、女性ライダーたちもスマホのシャッターボタンを押していた。SNSでも「面白い」「気に入った」と、ドレミコレクションのブースは今回も話題性抜群だった。
武さんによると、いずれも「反響次第では量産市販化も視野に入れています」とのこと。これまでもコンプリート車両を数多く手掛けてきたドレミコレクションの提案は、まだまだ終わらないようだ。
モンキー125が火の玉タンクのZ2仕様に(東京モーターサイクルショー2026)









