トヨタ『bZ4X』改良新型、インフィニオンのSiCパワー半導体を採用…航続延伸と充電時間短縮に貢献

トヨタ『bZ4X』改良新型
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インフィニオン テクノロジーズは、トヨタのEV『bZ4X』改良新型に、同社の炭化ケイ素パワーMOSFET「CoolSiC MOSFET」が採用されたと発表した。

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CoolSiC MOSFETは、車載充電器とDC/DCコンバーターに搭載される。SiCの特性である低損失、高耐熱、高耐圧により、航続距離の延伸と充電時間の短縮の実現に寄与する。

インフィニオンのエグゼクティブ バイス プレジデント兼オートモーティブ チーフ セールス オフィサーのピーター シェイファー氏は「今回、インフィニオンのCoolSiCが世界最大手の自動車メーカーのトヨタに選定されたのは大変な誇り」とコメント。「航続距離、エネルギー効率および性能を高めるSiCテクノロジーは、未来のクリーンなモビリティに非常に重要な役割を果たす」と述べた。

CoolSiC MOSFETは独自のトレンチゲート構造の採用により、規格化オン抵抗の低減およびチップサイズの縮小を実現。導通損失とスイッチング損失双方を抑制し、車載電源システムの高効率化に貢献する。

さらに、寄生容量およびゲートしきい値電圧を最適化によりユニポーラゲート駆動を可能にし、車載電動ユニットのドライブ回路を簡素化。車載充電器およびDC/DCコンバーターの高密度化・高信頼性設計を後押しする。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進している。全世界で約5万7000人の従業員を擁し、2025会計年度の売上高は約147億ユーロだ。

《森脇稔》

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