670馬力のスバル『レオーネ』爆走、『ジムカーナ』最新作公開…史上最大ジャンプにパストラーナが挑む

スバル『ブラタルー9500ターボ』(1978年の初代スバル『ブラット』がベース)
  • スバル『ブラタルー9500ターボ』(1978年の初代スバル『ブラット』がベース)
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スバル・モータースポーツUSAとフーニガン(Hoonigan)は12月9日、『ジムカーナ』映像シリーズ最新作『オージー・シュレッド』を公開した。

【画像】スバル『ブラタルー9500ターボ』が爆走

トラビス・パストラーナが出演する3作目となる今回は、シリーズ史上最大のジャンプや最も危険なトリックが満載の作品となっている。

舞台はオーストラリア。パストラーナは新開発のスバル『ブラタルー9500ターボ』を駆り、アウトバックやシドニー湾、バサーストのマウント・パノラマなど各地を疾走する。

ブラタルー9500ターボは1978年式の初代スバル『ブラット』(『レオーネ』のピックアップトラック)をベースに、スバル・オブ・アメリカと技術パートナーのバーモント・スポーツカーが開発を担当。ラリークロス由来のターボチャージャー付き2.0リッター水平対向エンジンは、670hpのパワーと680lb-ftのトルクを発生し、9500回転以上まで回る。シリーズ史上最も高度なアクティブエアロダイナミクスを搭載している。

パストラーナは「ブラタルーは間違いなく、これまで作った中で最もクレイジーなジムカーナマシンだ」とコメント。「桟橋から後輪を浮かせたり、ロードトレインの頭上を10階建ての深さの峡谷を越えて160フィート飛んだり、深い湖を滑走したりと、あらゆる場面で自分を怖がらせた」と撮影を振り返った。

映画には地元モータースポーツ界のスターも多数出演。ダカールラリー2度優勝のトビー・プライス、スバルWRCドライバーのクリス・アトキンソン、ニトロ・サーカスのBMXライダーたち、そしてマウント・パノラマのコンロッド・ストレートでブラタルーとローリングドラッグレースを繰り広げたV8スーパーカーのドライバー陣が顔を揃えた。

今作は賑やかなシドニー湾とアウトバックの赤い砂漠という対照的な風景を舞台に、オーストラリアをかつてない形で映し出している。オリジナルの『ジムカーナ・プラクティス』でドライビングへの情熱を世界的な文化現象に変えた故ケン・ブロックのビジョンへの敬意も込められた作品となっている。

《森脇稔》

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