メルセデスベンツは、「ジャパンモビリティショー2025」において、次世代ミニバンコンセプト『Vision V』を日本初公開した。
【画像】日本初公開となったメルセデスベンツ Vision V
同社は2026年から、新しい電動バン向けアーキテクチャ「VAN.EA」を導入し、高級ミニバン市場への参入を果たす。Vision Vは「プライベートラウンジ」をコンセプトに、これまでにない贅沢な移動空間を提案する。
新しいモデルラインナップは、実用的な家族向け車両から、VIP向けシャトル、さらには広大な空間を持つ高級リムジンまで幅広く展開される。メルセデスベンツは、この新しいセグメントで自動車の贅沢さに新たな定義を与えようとしている。
メルセデスベンツ Vision V(ジャパンモビリティショー2025)コンセプトカーのVision Vは、この新しい高級ミニバンの頂点を示すものである。広々とした空間と最高級の快適さ、そして前例のない没入型デジタル体験を組み合わせたビジョンを体現している。
Vision Vの特徴的な要素は、右側の大きな自動開閉式ポータルドアと、照明付きの格納式ランニングボードである。これにより、高級感あふれるリアラウンジへの乗り降りが容易になる。インテリジェントな調光ガラスパーティションにより、「プライベートラウンジ」と運転席エリアを必要に応じて区切ることができる。
メルセデスベンツ Vision V(ジャパンモビリティショー2025)
内装には、クリスタルホワイトのナッパレザーや白絹、オープンポアのバールウッドなど、伝統的な素材と最新のテクノロジーを融合させたデザインが採用されている。サイドウォールには、ハンドバッグやサングラス、スマートフォンなどの収納スペースも設けられている。
リアラウンジの目玉は、床下から出現する65インチのシネマスクリーンである。4K解像度の映像を42個のスピーカーによるサラウンドサウンドシステムにより、かつてない没入感のある体験を提供する。さらに、天井と床に設置された7つのプロジェクターが視野を拡大し、サイドウィンドウも追加のスクリーンとして機能する。
メルセデスベンツ Vision V(ジャパンモビリティショー2025)









