ホンダのF1マシンと新幹線が共演、京都鉄道博物館で「レーシング&レールウェイ ヒストリー」開催…10月23日から

「レーシング&レールウェイ ヒストリー」
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  • ホンダのレーシングマシン乗車体験

JR西日本とホンダ・レーシングは、京都鉄道博物館と連携し、F1参戦マシンと鉄道車両を並列展示する特別イベント「レーシング&レールウェイ ヒストリー」を10月23日から12月21日まで開催する。

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異なるモビリティ分野で共通する最先端技術や歴史的意義をわかりやすく紹介する企画で、2期に分けて展示を行う。

第1期(10月23日~11月16日)では、1964年にF1世界選手権に日本勢として初参戦したホンダ「RA271」と、同年に世界最速の営業運転を開始した0系新幹線電車を展示。また、1987年にアクティブサスペンション搭載車として実戦投入されたロータス・ホンダ「99T」と、1997年に鉄道用車両として世界初のアクティブサスペンションを搭載した500系新幹線電車を並べて展示する。

第2期(11月17日~12月21日)では、2007年にシャシー・エンジン・タイヤが「日本製」として参戦したホンダ「RA107」と、1903年に国産初の量産型蒸気機関車として登場した230形蒸気機関車を展示。さらに1988年のF1世界選手権を席巻し、高効率マシンの先駆けとなったマクラーレン・ホンダ「MP4/4」と、新幹線の速度向上の先駆けとなった100系新幹線電車を並列展示する。

関連イベントとして、11月15日と16日にはレーシングマシン乗車体験を実施。SUPER GT参戦車両のモデューロ・エプソン「NSX-GT」やF1参戦車両のマクラーレン・ホンダ「MP4/5」などのコックピットに乗車できる。

現役レーシングドライバーの野尻智紀選手と岩佐歩夢選手、NAKAJIMA RACING総監督の中嶋悟氏を招いたトークショーも開催。中嶋氏とロータス・ホンダ「99T」との特別写真撮影会も予定されている。

同イベントは、鉄道とF1という異なるモビリティ分野の技術革新と歴史的価値を一度に体験できる貴重な機会となる。

《森脇稔》

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