ホンダは8月14日、アキュラブランドのSUVタイプの新型EV、『RSX』プロトタイプを世界初公開した。SNSでは特にデザインに注目が集まり「デザイン…攻めてきたなぁ」「これは最近のホンダデザインの中で一番好みだな」といった声も上がっている。
RSXは、2024年にカリフォルニア州で開催されたモントレー・カー・ウィークで発表されたコンセプトモデル『パフォーマンス・イーブイ・コンセプト』をベースに開発された。

RSXはホンダが独自に開発した次世代EVプラットフォームを採用する最初のモデルだ。また、ホンダ独自のビークルOS「ASIMO OS(アシモオーエス)」を搭載し、ユーザー一人ひとりの好みや運転行動を学習して、“超・個人最適化”された移動体験を実現するという。
パワフルなデュアルモーターによるAWD(オールホイールドライビング)やスポーティなセッティングを施したダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、ブレンボ製ブレーキを標準装備する。低重心設計による没入感のある魅力的な走行体験が期待できる。
さらに、双方向充電機能を備えており、移動手段としての用途にとどまらず、移動に用いないときは蓄電池として家電製品への電力供給が可能で、エネルギーの有効活用にも貢献する。

デザイン面では、次世代EVプラットフォームが可能にするデザインの自由度を最大限に生かし、クーペのようなシルエットに深く彫り込まれた形状のサイドパネルを備えた、力強いプロポーションとしている。
張り出したホイールアーチに21インチの大径マルチスポークホイールが力強さを演出する。ロングホイールベースによりタイヤが車体の四隅に配置され、前後オーバーハングが短くなることで、現代的で走りに特化したデザインを意図している。
フロントフェイスは、アキュラ独自のダイヤモンド・ペンタゴン・デザインを進化させ、シャープな形状のデイタイムランニングライトと、低い位置に配置されたLEDヘッドライトによって、上下分割型の印象的なヘッドライトデザインを採用した。

そんなRSXに対して、X(旧Twitter)では「なかなかカッコいい」「デザイン…攻めてきたなぁ。オフロードよりもストリートの雰囲気」といったコメントが集まった。
特にデザインに関するコメントが多く「これは最近のホンダデザインの中で一番好みだな」「なかなか良さそうな感じ」「また随分ツルンと仕上げたね」など、さまざまな声が寄せられてる。
他にも「まさに逆輸入して欲しい米国生産車じゃないですかねこれ」と、国内導入への期待をするコメントも集まっていた。
RSXの量産モデルは2026年後半の発売を予定している。