メルセデスベンツ『CLA』次期型、最新プロトタイプ発表…EVとハイブリッド設定

メルセデスベンツ『CLA』次期型のプロトタイプ
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メルセデスベンツは、『CLA』次期型の最新プロトタイプを発表した。次期CLAには、電気自動車(EV)と48Vマイルドハイブリッド搭載の4気筒エンジンの2種類のパワートレインが用意される。

EVは、同社の先進技術プログラム「VISION EQXX」で培ったノウハウを活かし、航続距離や消費電力、充電性能において同クラス最高水準を目指す。

次期CLAには独自開発のAI搭載OS「MB.OS」を採用する。MB.OSは、インフォテインメント、自動運転、快適性、走行・充電の各機能をカバーするチップからクラウドまでの統合ソフトウェアシステムだ。これにより、メルセデスベンツは全てのセンサーやアクチュエーターを完全に制御し、優れた製品体験を提供していく。

メルセデスベンツ『CLA』次期型のプロトタイプメルセデスベンツ『CLA』次期型のプロトタイプ

EVのパワートレインについては、高度にモジュール化された電動ドライブユニットとバッテリーを採用する。バッテリーは、コスト効率の高いリン酸鉄リチウム(LFP)電池や先進的なニッケル・マンガン・コバルト(NMC)電池、高性能な円筒形電池など、全セグメントに対応可能な拡張性を持つ。

次期CLAに搭載されるバッテリーは、前世代モデルと比較して1kWh当たりのコストを約30%削減。さらなるエネルギー密度とコスト効率の向上に向けて、電池化学の進歩とともに改良が進められている。

《森脇稔》

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