スズキの新型電動スクーター『e-アクセス』日本導入にファンの期待大!? 「押し付けがましくない」デザインに高評価も

スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』
  • スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』
  • スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』
  • 『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長(中央)
  • 『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長
  • スズキ ACCESS(アクセス)新型

スズキは1月17日にインドで開幕した「Bharat Mobility Global Expo 2025」で、新型電動スクーターの『e-ACCESS(e-アクセス)』を世界初公開。二輪車におけるバッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾とあって、SNS上ではスズキファンも反応。日本導入への期待も寄せられている。

e-アクセスは、「滑らかで静粛性の高いパワートレイン」「便利で実用性の高い装備」「タイムレスなスタイリングデザイン」の3つを特徴とする。

パワートレインについては、信頼性と安心感のあるリン酸鉄系のリチウムイオンバッテリーを採用。シート下収納(17リットル)を実現できる固定式とした。BEVならではの静かで滑らかな乗り心地と加速を実現する。新開発の軽量で高剛性なフレームにより、扱いやすく、優れた操安性能を発揮。さらに、ライダーの好みに合わせて選べる3つのドライブモードや、減速時のエネルギーを回収する回生ブレーキ、狭い駐車スペースで便利なリバースモード等を装備する。

『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長(中央)『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長(中央)

キーレスシステムやスマートフォンと連携可能なカラーTFT液晶メーターを採用。さらに、過充電を防止する機能など、BEVスクーターならではの安心装備も採用。信頼性の高いベルト駆動ユニットにはオートテンショナーを採用し、メンテナンスの手間を軽減している。

オーソドックスなスクータースタイルは「タイムレスなスタイリングデザイン」を実現したもの。フロント中央に垂直に伸びるLEDポジションライトやスタイリッシュな切削光輝ホイールにより独自性のある外観に仕上げている。

詳細なスペックは発表されていないが、スズキは十分な航続可能距離と洗練された外観を持つ実用性に優れたスクーターだとしており、スズキが長年、二輪車で培ってきた「走る、曲がる、止まる」といった基本性能を追求した作りこみや高負荷なテストによる品質の高さによって、スズキの従来の二輪車と同様にライダーの意思に忠実な走行フィーリングを提供するという。

2025年4月よりインドで販売を開始、各国に順次輸出開始予定だとしており、日本導入への期待も高まる。

スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』

そんなe-アクセスに、X(旧Twitter)ではスズキファンを中心に関心が寄せられている。

電動車ながらオーソドックスなスクータースタイルを採用したことについては、「良いデザイン」「サラッと普通な感じで受け入れやすい印象」「押し付けがましい感じが無くて良い」など高評価。また、「テールランプ類が初代ガンマみたいなので俄然欲しく成ってる」など往年のモデルを彷彿させるというコメントも。

「意外とこういうの早いんよねスズキって」と、飛び道具的なアピールポイントはなくとも、実直にトレンドを押さえていくスズキの商品展開に感心する声も見られた。

また「いずれ日本でも発売されるんだろうな」など日本導入への期待の声が上がっていたほか、「バッテリー交換式でお願い」といった仕様に関する要望も見られた。

スズキは今回のショーで同時に内燃機関(エンジン)版の新型『アクセス』も公開している。アクセスは日本では『アドレス』として販売されている125ccスクーターであることから、その電動版であるe-アクセスも「e-アドレス」として販売されるのではという予想もある。詳細スペックや導入時期など、正式な発表が待たれる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

特集