ハーレーダビッドソンジャパンは、2024年モデルの限定生産「アイコンコレクション」「エンスージアストコレクション」から、計4モデルを3月1日より発売する。
今回発売するのは「アイコンコレクション」の『ハイドラグライド リバイバル』、「エンスージアストコレクション」の『ローライダー ST』『ウルトラ リミテッド』『トライグライド ウルトラ』。各モデルは3月22日から24日に開催される東京モーターサイクルショー2024で日本初公開する。
◆ハイドラグライド リバイバル
2021年からハーレーダビッドソンが立ち上げたアイコンコレクションは、ハーレーの歴史の中で特に印象的なモデルを現代技術によって生まれ変わらせる、シリアルナンバー入り限定生産モデル。第4弾となる『ハイドラグライド リバイバル』は世界限定 1750台(日本での販売台数は100台)、希少価値の高いプレミアムモデルとなる。
ハイドラグライド リバイバルは、1949年に「モデルE」と「モデルF」にハイドラグライド(油圧式)のテレスコピックフロントフォークが導入されてから75周年となることを記念し誕生した。
レッドラインレッドの限定カスタムペイントで仕上げられ、フューエルタンクサイドには1956年モデルと同じデザインのバーチホワイトパネルがあしらわれている。またクロームの「Harley-Davidson V」タンクバッジ、フロントフェンダースカートには「Hydra-Glide」スクリプトバッジを配置。ハンドルバーライザーキャップにはシリアルナンバー入りの「Hydra-Glide Revival」インサート、リアフェンダーには「Icons Motorcycle Collection」グラフィックが施されている。
1954-55年式のスピードメーターにインスパイアされたメーターグラフィックは2トーンカラー。21インチウインドシールドの下部はレッドラインレッドで同色化されている。クロームラウンドエアクリーナーカバーとクロームスチールレースホイールはノスタルジックさを演出。前後フェンダートリム、エンジンガード、フォークカバー、パワートレイン、エキゾーストはブリリアントクローム仕上げとなる。
ソロサドルは、フリンジと装飾が施されたレザーバンス、白のパイピングと赤のコントラストステッチ、クロームレールで仕上げられ、同色のブラックレザーのタンクストラップにはスタッズとコンチョがあしらわれている。サドルバッグには、アクリルレッドのセンターを持つクロームコンチョ、クロームスタッズ、レザーフリンジ、白のシームパイピング、赤のコントラストステッチでディテールアップ。サドルバッグは撥水加工が施されており、セキュリティー用にキーロックも付帯する。
価格は367万1800円。
◆エンスージアスト モーターサイクル コレクション
2024年限定生産の「エンスージアスト モーターサイクル コレクション」は、1960年代のロックシーンを彩ったギター、ベース、ドラムに初めて採用された「タバコフェード」と特別なグラフィックを纏うモデル。世界限定2000台で、日本では『ローライダーST』172台、『ウルトラリミテッド』7台、『トライグライド ウルトラ』35台の3モデルを発売する。
タバコフェードのペイントは、フェードしたパネルのディテールを表現するために最新鋭の精密塗装ツールを使用。キャラメル色のピンストライプが、サンバーストフェードの外側に浮かぶメタリックゴールドのパネルの色調にアクセントを添えている。フューエルタンクのメダリオンはレコードの形と溝から、フロントフェンダーのギターピックのようなグラフィックはロックバンドや楽器のロゴからインスピレーションを得ている。
価格はローライダーSTが345万1800円、ウルトラリミテッドが498万5200円、トライグライドウルトラが603万1300円。