内燃エンジン車をEV化改造、シトロエンやプジョーの既存商用車にレトロフィット…2024年からフランスで

EVに改造されたシトロエン・ジャンピー
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ステランティス(Stellantis)は11月22日、内燃エンジン車をEVに改造する「e-RETROFIT」サービスを導入すると、商用モビリティショー「SOLUTRANS 2023」で発表した。2024年後半から、フランスでLCV(小型商用車)を対象に行う予定だ。

e-RETROFITは、フランスのキノミック社との提携によって、開始されるサービスだ。このソリューションにより、小型商用バンの顧客は、車両の寿命を延ばし、メーカー保証の恩恵を受けながら、低排出ガス地域の市街地へのアクセスを継続し、車両を脱炭素化することができるという。

EV改造はステランティスの工場で行い、EVにコンバートされたモデルは、1回の充電で最大200km(WLTPサイクル)の航続を可能にする。急速充電にも対応しており、900kg以上の積載量も確保している。


《森脇稔》

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