スズキ ハヤブサ、フロントブレーキ不具合でリコール

スズキ・ハヤブサ
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スズキは2月15日、大型スポーツツアラー『ハヤブサ』のフロントブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2021年2月25日から12月21日に製造された1557台。

2021年5月26日から2022年6月3日に出荷され、組付けられた車両が特定できない交換修理用部品20個も対象となる。

対象車両は、フロントブレーキマスタシリンダボデーにおいて、ブレーキの液圧を調整するための油路の設定が不適切なため、その油路を閉塞したままとなることがある。そのため、特定の条件下でブレーキレバーの遊びが大きくなり、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがある。

改善措置として、全車両、フロントブレーキマスタシリンダボデーを対策品と交換するとともに、フロントブレーキマスタシリンダ関連部品を新品に交換する。

不具合は29件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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