スズキは、フラッグシップの大型二輪車『Hayabusa(ハヤブサ)』をマイナーチェンジして、12月24日より全国のスズキ「ETC2.0 車載器 標準搭載車 取扱店」で発売する。価格は、229万9000円から。
ハヤブサは、1999年に初代モデル、2007年に2代目モデル、2021年4月に3代目として全面改良して発売。初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能で世界中にファンを持つスズキのフラッグシップモデルだ。
一目でハヤブサとわかるデザインは、流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用。ボディーカラーはフロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとした。
また、吸気口の縁にはポジションライト組み込み型ターンシグナルを採用している。
スズキ ハヤブサ(グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド)1339cc直列4気筒エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上しながら、空力特性の追求によって高速性能を落とすことなく、令和2年国内排出ガス規制に対応。
電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御レベルを選択できるSDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)を採用したほか、設定速度を超えないようにするアクティブスピードリミッターを採用。
各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りやツーリングなど 様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できるようにした。日本専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器を標準装備している。
今回、バッテリーにリチウムイオンバッテリーを採用。さらに車載式故障診断装置(OBD-II)の監視要件のうち、触媒劣化に対応した。
スズキ ハヤブサ(パールビガーブルー)
カラーリングは、特別色の青「パールビガーブルー」を設定。標準色は「ブリリアントホワイト/パールビガーブルー」「ギャラクシーグレーメタリック/キャンディバーントゴールド」「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」をラインアップする。
さらに、ユーザーの好みに応じて外装色の組み合わせや前後ホイールのカラーを選択できる「カラーオーダープラン」を設定。「カラーオーダープラン」では、外装カウル3色、外装アクセントカラー3色、ホイール3色を組み合わせることができる。「カラーオーダープラン」は受注生産で、一部取り扱いをしていない販売店もあるので注意だ。受注は 2026年1月7日10時から開始予定。
スズキホームページでは、標準車体色3色を含む全18パターンの組み合わせの画像を「Hayabusa カラーオーダープラン」サイトで確認することができる。
価格は、標準モデルが229万9000円。「スペシャルエディション」が238万7000円、「カラーオーダープラン」が2 35万4000円となっている。
スズキ ハヤブサ「カラーオーダープラン」で選べる組み合わせ









