日本車は 日産 Z や マツダ CX-60 など4車種、2023ワールドカーオブザイヤー第2次選考10車種

日産 Z (フェアレディZ に相当)新型(米国仕様)
  • 日産 Z (フェアレディZ に相当)新型(米国仕様)
  • マツダ CX-60(欧州仕様)
  • ホンダ ZR-V
  • 日産 アリア(米国仕様)
  • BMW X1 新型
  • BMW 2シリーズ・クーペ 新型
  • メルセデスベンツ Cクラス
  • アルファロメオ・トナーレ

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は2月7日、「2023ワールドカーオブザイヤー」の第2次選考10車種を発表した。日本メーカー車では、4車種が選出されている。

ワールドカーオブザイヤーは、2004年に設立された。今回は2021年秋から2022年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。条件は2022年1月1日から 2023年3月30日までの期間に、少なくとも世界2大陸の2つの主要市場(中国、欧州、インド、日本、韓国、南米、米国)で販売されていること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは、選考対象から外される。年間1万台以上が生産されることも条件となり、超高級車などは除外される。

投票は世界32か国の100名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施する。2023年4月5日、ニューヨークモーターショー2023において、イヤーカーが決定する予定だ。

2023ワールドカーオブザイヤーの第2次選考10車種は以下の通り。

●アルファロメオ・トナーレ
●BMW 2シリーズ・クーペ
●BMW X1とiX1
●ホンダHR-VとZR-V
●ヒョンデ・アイオニック6
●キア・ニロ
●マツダCX-60
●メルセデスベンツCクラス
●日産アリア
●日産Z(日本名:フェアレディZ)

10車種中、日本メーカー車が4車種を占めた。ホンダは日本や中国、東南アジア向けの『ZR-V』と北米向け『HR-V』。日産はEVの『アリア』とスポーツカーの『Z』。マツダはSUVの『CX-60』が残った。

一方、第1次選考30車種にノミネートされていたトヨタ『クラウン』とEVの『bZ4X』、スバルのEV『ソルテラ』、スズキのSUV『Sクロス』は、第2次選考に進んでいない。

ワールドカーオブザイヤーのここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年はフォルクスワーゲンのコンパクトカーの『up!』、2013年はゴルフ、2014年がアウディ『A3』、2015年がメルセデスベンツ『Cクラス』、2016年がマツダ『ロードスター』、2017年はジャガー『F-PACE』、2018年はボルボ『XC60』、2019年はジャガー『I-PACE』、2020年はキア『テルライド』、2021年はフォルクスワーゲンの電動SUV『ID.4』、2022年はヒョンデ『アイオニック5』が、ワールドカーオブザイヤーに輝いている。

《森脇稔》

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