スバルらしさ爆発!? よりワイルドに進化、「XV」改め『クロストレック』[詳細画像]

スバル クロストレック 新型
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ロサンゼルスモーターショー2022でスバルの新型『インプレッサ』が発表され話題となっているが、その兄弟車で2023年に日本発売予定の新型コンパクトSUV『クロストレック』を、撮り下ろし写真とともに紹介しよう。

◆アクティブな外見は走破性の表現

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さて、日本には馴染みがないこの「クロストレック」という車名だが、もともと日本で『XV』として販売されてきたクルマの海外名である。新型の登場に合わせ、グローバルに車名が統一された格好だ。

従って、クロストレックのエクステリアデザインはXVのコンセプトを継承したものとなっている。ボディ下部に取り付けられた樹脂製パーツであるクラッディングエリアを拡大することで、クルマが持つ高い走破性を表現した。

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メリハリの強調されたダイナミックなボディラインは、どんな道にも負けない強さや安心感を感じさせる。一方で、シャープなフロントグリルバーやLEDランプの組み合わせが精悍さを醸し出し、都会的なスマートさも兼ね備えている。

◆こだわりの「動的質感」で、走りの愉しみを

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インテリアを見てみると、インパネ周りがマルチマテリアルの多層構造になっている。センターには『レヴォーグ』などで採用されている11.6インチの縦型センターインフォメーションディスプレイが配置され、存在感を放つ。

クロストレックのトピックの1つが、大学医学部との共同研究で生まれたというシート構造だ。腰の中央にある仙骨という骨をシートで抑えることにより、車体が揺さぶられた際に揺れが頭部に伝わることを防ぐ。スバルの言うところの「動的質感」を高め、乗り心地も向上させる効果があるという。

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動的質感に関わる工夫はまだまだある。シートの取り付け構造を変更し、シートそのものの揺れを抑えた。そして、ルーフパネルの接着に、制振性に優れた弾性接着剤を採用。高減衰マスチックと呼ばれるこの接着剤によって、ルーフの振動による騒音を低減し、快適な乗り心地を実現する。

◆新世代アイサイトと初採用広角カメラで安全性能向上

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クロストレックを語る上でキーワードとなるのが「高剛性化」だ。従来はアッパーボディとアンダーボディを別々に組み立てた後に接合していたのに対し、新型ではボディ全体の骨格部材を組み立ててから外板パネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」を採用。ボディの僅かなたわみを抑えることで、サスペンションなどが適切に機能し、操縦安定性の向上などが期待できる。

また、安全性能に定評のあるスバルの新世代アイサイトがクロストレックにも搭載される。ステレオカメラよりも広範囲を認識できる単眼カメラは日本市場で初採用。自動ブレーキで対応できる状況が拡大した。

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