DS 9 に「オペラ・プルミエール」、2種類のPHEV…パリモーターショー2022で発表へ

熟練職人のチームによってデザインされた特別なインテリア

ゼロエミッションモードは最大85km

安全面や快適面の装備を充実

DS 9 オペラ・プルミエール
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DSは10月10日、最上位サルーン『DS 9』の限定モデル、「オペラ・プルミエール」(DS 9 OPERA PREMIERE)を10月17日、フランスで開幕するパリモーターショー2022で初公開すると発表した。

◆熟練職人のチームによってデザインされた特別なインテリア

DS 9 オペラ・プルミエールDS 9 オペラ・プルミエール

『DS 9オペラ・プルミエール』 は、フランス・パリを拠点とするDSの熟練した内装職人のチームによってデザインされた。特別なインテリアを採用している。

ダッシュボードとドアトリムは、パールグレーのナッパレザー仕上げとし、繊細なパールステッチが施された。DSならではのウォッチストラップパターンのシートは、明るいパールグレーのナッパレザーで覆われている。サンルーフの周辺とドアピラーの内側には、ペブルグレーのアルカンターラヘッドライニングが採用された。

ボディカラーは、ペルラネラブラック、プラチナグレー、クリスタルパールに加えて、新色のウィスパーがDS 9 でデビューする。このダークカラーの新色には、微妙なバイオレットが調合されており、DS 9 の滑らかなシルエットを引き立てるという。

◆ゼロエミッションモードは最大85km

DS 9オペラ・プルミエールのパワートレインは、プラグインハイブリッド(PHEV)の「E-TENSE」のみとなる。高性能グレードの「4×4 360」の場合、直列4気筒ガソリンエンジンが最大出力200hp、モーターはフロントが最大出力110hp、リアが最大出力113hpを発生する。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、360hpのパワーと53kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。トランスミッションは8速ATの「EAT8」で、モーターと一体設計された。最高速は250km/h(リミッター作動)となる。

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が11.9kWhから15.6 kWhに大容量化された。走行モードは、ゼロエミッションモード、エレクトリックモード、スポーツモード、ハイブリッドモードの4種類から選択できる。EVモードの「ゼロエミッションモード」は、従来の最大47kmから62km(WLTP複合サイクル)に拡大。都市部の走行に限れば、65kmに拡大する。(WLTP市街地サイクル)。ゼロエミッションモードの最高速は140km/hとした。

「250」グレードも用意される。フロントに積まれるモーターは、最大出力110hpを発生する。直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力が200hp。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、250hpのパワーを引き出し、前輪を駆動する。

トランスミッションは8速ATのEAT8で、モーターと一体設計された。リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が15.6kWh。EVモードのゼロエミッションモードでは、最大75km(WLTP複合サイクル)、最大85km(WLTP市街地サイクル)をゼロエミッション走行できる。この効果で、燃費は100km/リットル、CO2排出量は23g/km(いずれもWLTP複合サイクル)とした。

◆安全面や快適面の装備を充実

DS 9オペラ・プルミエールには、DS ACTIVE SCAN SUSPENSION、レベル2の部分自動運転を可能にする「DS DRIVE ASSIST」、「DS ACTIVE LED VISION」ヘッドランプなど、「RIVOLI +」グレードと同じ装備を標準装備する。

さらに、DS 9オペラ・プルミエールには、DSナイトビジョン、Extended Safety Pack、DS PARK PILOT、電動ウインドディフレクター付き電動サンルーフ、FOCAL 「Electra」 サウンドシステム、DS Lounge Seats Pack、デッドロックとチャイルドプルーフドア付きアラームが採用されている。

《森脇稔》

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