ホンダ シビックタイプR 新型、スーパー耐久最終戦に参戦へ

新型シビックタイプRで参戦発表
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  • ST-2クラス743号車Honda R&D Challenge FK8
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スーパー耐久第5戦が行われているモビリティリゾートもてぎにおいて3日、ホンダ『シビックタイプR』開発者の柿沼秀樹氏がトークショーに登壇し、今シーズン最終戦で新型タイプRのレーシングカーを登場させると発表した。

ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第5戦『もてぎスーパー耐久 5Hours Race』が行われているモビリティリゾートのイベント広場において、シビックタイプRの開発者であり、自らもST-2クラス743号車Honda R&D Challenge FK8のドライバーとしても参戦している柿沼秀樹氏が登場。発表されたばかりのシビックタイプRの性能は、現行のFK8シビックタイプRよりも向上していることなどを語った。

今年はシビック誕生50周年であり、さらにタイプR誕生30周年の記念の年となっている。その記念の年のスーパー耐久最終戦、11月26~27日に鈴鹿サーキットで行われる第7戦で新型シビックタイプRで参戦すると発表した。今シーズンのレース参戦における車両開発やアップデートとともに、市販車の開発、それと並行して新型車でのレース活動に向けて車両開発も行っており結構大変な状況であるということも語られた。

019年からスーパー耐久にスポット参戦し、2022年の今年からスーパー耐久にフル参戦している。自己啓発活動の一貫として開発者や技術者、社員が業務を終えたあとにレースの準備などを行うという形で活動している。

柿沼氏は「自分で開発した車両をサーキットに持ち込み自分で検証を行っている。自分が試されているような気もして苦行の部分もある」と苦笑いのときもあった。「レースで得られたことを新型にフィードバックして、盛り込める部分はなるべく盛り込んでいる」という。

ちなみにゼッケンの743は知っている人も多いように、ニュルブルクリンクのコースでタイムアタックを行った際、当時のFF最速のタイムを刻んだ7分43秒からとられており、新型タイプRでもタイムアタックを行いたいが、昨今のニュルブルクリンクは非常に混んでおり、かつタイムが狙える季節はほんのわずかな時期しかないため、その時にタイムを更新できるようであれば、次のマシンのゼッケンは変わる可能性も語られた。

今シーズンのスーパー耐久は全7戦で行われ、今回が第5戦となる。今回のレースと次戦10月に行われる岡山大会で見納めとなる予定だ。どのような戦いになるのかも注目したい。

今回のスーパー耐久のモビリティリゾートでは、「エンジョイホンダ」というイベントも行われており、イベント広場にはホンダの2輪4輪がずらりと並び、シビックタイプRも展示されており多くのファンが注目していた。さらに今秋発売予定の『ZR-V』も展示されており注目を浴びていた。


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