ロケットカウルにセパハン、日本のライダーのために作られたホンダ『ホーク11』…東京モーターサイクルショー2022

ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)
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3月25日に開幕した「東京モーターサイクルショー」で、ホンダブースの目玉となっているのが、ロケットカウルが目をひく新型ロードスポーツモデル『ホーク11』だ。ベテランライダーを中心としたユーザーに新たな価値観と充実したバイクライフを提案すべく、日本市場のために作られた。

ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)

パワーユニットは、低速から豊かで幅広く使えるトルクと高回転までスムーズに回る1082cc水冷4ストロークOHC直列2気筒エンジンと6速MTの組み合わせ。エンジンの鼓動と排気音を存分に感じながら軽快な走りを楽しむ、スペックのみにとらわれないスポーツバイクの楽しさや味わい深さを提供する。

車体は、セミダブルクレードルフレームに前後17インチホイールを組み合わせ、軽快なハンドリングに寄与するキャスター角を設定。サイレンサーの位置を上方に配置しバンク角を確保しながら、セパレートハンドルによる前傾姿勢のライディングポジションとすることで、ワインディング走行を楽しめるディメンションとした。

ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)

ロケットカウルは一体成型のFRP製。ワインディングの景色が一層美しく映り込む、大きく緩やかな曲面は、走行時のみならず「走り終えた充足感」までも重視した仕上がりを目指したという。ライダーの収まりの良いシルエットは、ボディ前後方向にわたる水平方向のラインと、タンクとシートを分ける垂直方向のラインとの交差を基調としたパーツ構成となっている。

スロットルバイワイヤシステムにより、スポーツモデルらしいダイレクトなレスポンスを実現。さらに走行状況や好みに合わせて出力特性を選択できるライディングモードなど、ライディングをサポートする先進の電子制御技術を搭載している。

《宮崎壮人》

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