山小屋軽キャンパー、ハイゼットベースのクオッカ…ジャパンキャンピングカーショー2022

三島ダイハツ・クオッカ初期モデル(ジャパンキャンピングカーショー2022)
  • 三島ダイハツ・クオッカ初期モデル(ジャパンキャンピングカーショー2022)
  • 三島ダイハツ・クオッカ初期モデルは杉を使用(ジャパンキャンピングカーショー2022)。
  • 三島ダイハツ・クオッカ初期モデルは杉を使用(ジャパンキャンピングカーショー2022)。
  • 三島ダイハツ・クオッカ初期モデルは杉を使用(ジャパンキャンピングカーショー2022)。
  • 三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)
  • 三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)
  • 三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)
  • 三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)

三島ダイハツは、自社オリジナルの軽キャンパーの『クオッカ』をジャパンキャンピングカーショー2022に出展した。

クオッカはダイハツ『ハイゼットパネルバン』をベースにした軽キャンパーで、そのインテリアは三島ダイハツのある静岡県の地元、富士山の富士ひのきを使った山小屋風のインテリアが特徴。「1台1台皆手作りで仕上げている」と話すのは三島ダイハツキャンピングカー事業部の小林英嗣氏だ。

三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)

富士ひのきは富士山の噴火によって積もった栄養分が少ない火山灰の土地で育つため、非常に成長が遅く、目の詰まった丈夫できれいなひのきになるという。そのひのきを使うことで、車内の湿度・温度も調整してくれ、また、木の表面にはドイツの食品安全基準もクリアしたオイルで仕上げているので、安心・安全である。

そのインテリアは大小4つのトランスフォーメーションボックスで構成され、「ベッドメイクも箱を全部並べ、組み合わせることで最終的にはフラットな床を作り上げることが出来る」と小林氏。その箱は踏み台としても使えるほか、物入にもなる。「軽は収納スペースが限られるので、こういったものを有効利用している」という。

三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)三島ダイハツ・クオッカ(ジャパンキャンピングカーショー2022)

長年同社社長がキャンピングカーを愛用していたことから、「自由にレイアウトが変えられるキャンピングカーを作りたいという思いから生まれた1台で、自由に好きなように乗ってもらいたいという願いが詰まっている。これらの箱は外でも使え、汚れたら洗えるし、椅子にもなるので、思い通りに使ってもらえるだろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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