クルマの先端技術展「第14回オートモーティブワールド」が明日、1月19日から3日間、東京ビッグサイトで開催される。主催はRXジャパン。
2020年、日本政府が示した「2050年までに、温室効果ガスの排出実質ゼロ」という目標を達成すべく脱炭素化が進んでいる。そこで注目されているのが国内のCO2排出量の2割弱を占める自動車の脱炭素化。これを解決する手段として電気自動車(EV)に大きな期待が寄せられている。
本展には電気自動車の普及を加速させるためのEV技術、軽量化技術をはじめ、自動運転技術やカーエレなど、1050社の先端技術が集結。最新技術の実機・実物・デモ・サンプルを直接見ながら技術相談ができるでだけでなく、思わぬ技術に出会える貴重な場となる。
展示会とあわせてEV、脱炭素、自動運転などをテーマにした全180講演のセミナーも開催。本田技術研究所の大津啓司社長が「カーボンニュートラル実現のビジョンを取り組み」を、トヨタ自動車が「クルマの脱炭素化へ~水素エンジン、e-fuelの可能性~」を講演、業界関係者にとって注目のセミナーとなる。
オートモーティブワールド2022は複数の展示会で構成される。構成展は第14回[国際]カーエレクトロニクス技術展、第13回EV・HEV・FCV技術展、第12回クルマの軽量化 技術展、第10回コネクティッド・カーEXPO、第8回自動車部品&加工 EXPO、第5回自動運転EXPO、第2回MaaS EXPO -統合型モビリティサービス[開発]・[活用] 展-の7つ。
会期は1月19日(水)から21日(金)の3日間、開催時間は10時から18時で最終日は17時までなる。入場は無料。ただし、公式サイトより招待券の申込みが必要となる。