トヨタ自動車の米国部門は10月15日、米国ラスベガスで11月に開催されるSEMAショー2021において『タコマ』(Toyota Tacoma)の「TRDスポーツ」をベースにしたカスタマイズカー『タコジラ』を初公開すると発表した。 SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベントだ。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。 タコマは、トヨタの北米市場向けの中型ピックアップトラックで、米国の中型トラックセグメントでは長年、ベストセラー車に君臨している。現行タコマは3世代目モデルで2015年1月、デトロイトモーターショー2015でワールドプレミアされた。デザインは、米国カリフォルニア州のCALTYが担当している。 トヨタ自動車の米国部門は、SEMAショー2021において、タコジラを初公開する予定だ。タコジラは、タコマのTRDスポーツをベースにしたキャンピングカーの提案になる。1970~1980年代に米国で販売されていたトヨタ車をベースにしたキャンピングカー、「シヌック(Chinook)」の再来を目指すという。 タコジラの荷台部分には、シンク、トイレ、テーブルなどを備えたキャビンが架装される。このキャビン部分は、冷蔵庫のように見えないように、丸みを帯びたデザインを採用する、としている。
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