トヨタ車体のラリーチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」は、新型『ランドクルーザー(300シリーズ)』ベースのラリー仕様車でダカールラリー2023市販車部門への参戦を目指すと発表した。 市販車部門へのエントリーには、生産開始後、一定の規定台数が生産されることが条件に設定されているため、新型ランドクルーザーのダカールラリーデビューは2023年大会となる予定。これに伴い、ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は2022年大会が最後となる。 ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は2009年大会に始まり、2022年大会で14年目。TLCはダカールラリー参戦を通じて、ランドクルーザーを鍛え、ラリー仕様車両の改良を図ってきた。長きにわたり、モータースポーツの最前線で活躍し、もっといいクルマづくりのヒントを与え続けるとともに、多くのファンから愛されたランドクルーザー200シリーズへの感謝を込め、TLCはその集大成として市販車部門9連覇に挑む。 ランドクルーザー200シリーズからバトンを引き継ぐ新型ランドクルーザーは、初代誕生以降、70年の歴史の中で得られた世界中のユーザーの声に加え、ダカールラリー参戦で蓄積した経験やノウハウをフィードバック。過酷なラリーで求められる走破性を備えた新型ランドクルーザーで、TLCは市販車部門での優勝はもちろん、総合上位への進出も視野に入れ、ラリー仕様車両の開発を進めていく。
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