またホイールアーチに備えられていた発泡スチロールが外され、頑丈なホイールアーチを装備しており、より完成度が増している様子が伺える。
正体は不明だが、そのルックスからは、1970~80年代に東アフリカのサファリラリーやパリダカールに参戦していた、伝説のラリー仕様「サファリ」を彷彿とさせる。

ポルシェが最後にサファリスタイルを手がけたのは2012年のコンセプトカー「911ビジョンサファリ」で、頑丈なホイールアーチとリフトアップされたボディ、ルーフにはライトバー、分厚いバンパーを装備し、インテリアは必要最低限に絞られ、ロールケージとバケットシートが備えられていた。
このプロトタイプが市販化されれば、911ビジョンサファリの実質的市販モデルとなるだろう。
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