日産 リーフ、発売10年に…航続は120%増加

日産リーフ(欧州仕様)
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  • 初代リーフは2009年8月、日産の新グローバル本社屋竣工式でお披露目された。
  • 日産リーフ初代

日産自動車の欧州部門は11月10日、『リーフ』(Nissan Leaf)が発売から10年を迎える、と発表した。

日産は2010年、先代(初代)リーフを日本と米国で発売した。その後、世界展開を図り、欧州などの世界市場に導入してきた。

最新の『リーフe+』には、新開発EVパワートレインを採用し、パフォーマンスと航続を向上させているのが特長だ。「e+」の名称は、エネルギー密度が増したバッテリーと、よりパワフルなパワートレインに由来する。日産によると、欧州仕様車の航続は、最大385km(WLTP計測)を実現しているという。

リーフe+は、最大出力217ps、最大トルク34.7kgmを発生するモーターを搭載する。これにより、高速走行時の加速性能を大きく向上させているという。例えば、80km/hから100km/hへの加速時間はおよそ15%短縮し、高速道路の合流や追い越しシーンにおいて、よりスムーズなドライビングを可能にした。最高速もおよそ10%引き上げている。また、リーフe+のバッテリーは、エネルギー密度を約25%向上させた。

このリーフが、発売から10年を迎える。日産の欧州部門は、この10年でリーフのバッテリー容量と航続は平均で、それぞれ160%、120%増加し、顧客の信頼を高めた、としている。

《森脇稔》

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