【ダイハツ ミラトコット まとめ】女性がクルマに求めていたもの…価格やデザイン、試乗記

ダイハツ ミラトコット
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ダイハツの新型軽自動車『ミラトコット』。クルマを初めて購入する若い女性をメインターゲットに、女性社員で構成されたプロジェクトチームの下、開発が行われた。可愛らしさを全面に押し出すのではなくシンプルに、そして運転のしやすさや安全装備に注力したという。

目次

  1. エントリーユーザー向けの新型軽乗用車を発表 107万4600円より
  2. 商品企画担当者「徹底して素の魅力にこだわった」…女性プロジェクトチーム
  3. 中島チーフエンジニア「誰でも優しく乗れるクルマ」
  4. 【試乗】ズバリ!このコンセプトはアリだと思います…中村孝仁
  5. 安全性も上級車並み
  6. 【試乗】これなら許す!(超上から目線)…岩貞るみこ
  7. エクステリアデザインは“ほっとスクエアハッチ”[デザイナーインタビュー]
  8. 【4000km試乗】「女子カー」と限定してしまうのはもったいない[前編]

エントリーユーザー向けの新型軽乗用車を発表 107万4600円より

ダイハツは、若年女性エントリーユーザーなどをターゲットとした新型軽乗用車『ミラ トコット』を6月25日より発売した。

ミラ トコットは、「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」をコンセプトとし、幅広い層に日々のモビリティライフをより安心して過ごしてもらいたいとの想いを込めて開発した新型軽乗用車。ダイハツ女性社員で構成されたプロジェクトチームが企画に参画し、顧客視点でのコンセプトや採用アイテムに関する意見を反映させた。

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  • ダイハツ ミラ トコット G“SAIII"
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商品企画担当者「徹底して素の魅力にこだわった」…女性プロジェクトチーム

ダイハツ工業は6月25日、新型軽乗用車『ミラトコット』を発売した。クルマを初めて購入する若い女性をターゲットにしているが、商品企画を担当した西山枝里氏は「女性向け商品にありがちな可愛さや格好良さでなく、徹底して素の魅力にこだわった」と明かす。

ミラトコットに開発にあたりダイハツでは、メインターゲットとなる女性、とくに初めてクルマを購入する若い女性の好みやニーズを反映させるために、ターゲットに近い西山氏を始めとする女性社員で構成するプロジェクトチームを立ち上げ企画を練り上げたという。

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  • ダイハツ・ミラトコット 発表会
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中島チーフエンジニア「誰でも優しく乗れるクルマ」

ダイハツ工業が6月25日に発売した新型軽乗用車『ミラトコット』は、クルマを初めて購入する若い女性をメインターゲットにしている。開発責任者の中島雅之チーフエンジニアは「誰でも優しく乗れるクルマ」と語る。

このため中島チーフエンジニアは「運転しやすいにこだわったパッケージ」とした上で、「水平基調のレイアウト、少し立ったフロントピラー、ドアーパネルに付けたミラーなどが特徴になる」と解説。

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中島チーフエンジニア「誰でも優しく乗れるクルマ」 関連記事

【試乗】ズバリ!このコンセプトはアリだと思います…中村孝仁

メインターゲットは女性。だから女性のプロジェクトチームを作ってこの企画を作り上げたと…。その名を『ミラトコット』という。

何だ?トコット?意味不明だったこの車名。“to character”“to comfortableness”“to convinience”という3つの英語の頭文字Cと、その前に付く前置詞toを組み合わせたTOCをベースに、それを反対からも読めるようにさらにOTを付けたのがその由来だという。つまり前から読んでも後ろから読んでも“TOCOT”となるわけだ。

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ダイハツ ミラトコットダイハツ ミラトコット

安全性も上級車並み

気負うことなく軽自動車らしい“素”の魅力を具現化したクルマ、それがダイハツの新型軽乗用車『ミラトコット』だ。外観から内装に至るまで必要以上に着飾ることもなく、安全性にも徹底してこだわる。

賛否両論ありそうなのがトコットの外観だ。今までなら、小さな軽自動車だからこそ存在感を重視してきたはず。「ディーラーへの説明会を開く前に配ったチラシでは、カッコ悪いと総スカン食らったんですよ」と話すのはチーフエンジニアの中島雅之氏だ。

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  • 新型軽自動車ミラトコット。ミラココアの後継モデルだが、実質的には全くコンセプトの異なるクルマとして登場した。写真はG“SA III”
  • スクエアなデザインは実用性一辺倒の印象を受けるが、飾りっ気のないシンプルなデザインは、長く使っていても飽きが来ないことを狙ったという
  • 燃費性能は29.8km/リッター(FF車・JC08モード)と決して燃費重視とはせず、実用性を狙ったトルクバンドの設定となっている
  • 「ミラ ココア」にも似たすっきりとしたスクエアなインテリアは、前方視界の向上に役立っている
  • 上から見下ろすようにクルマと周囲の様子をナビ画面に映すパノラマモニターに対応。表示は必要に応じて6機能に切り換えられる
  • 軽で初めて計6つのエアバッグ(デュアルエアバッグとサイドエアバッグ&SRS カーテンシールドエアバッグ)を全車に標準装備した

【試乗】これなら許す!(超上から目線)…岩貞るみこ

パワステの手ごたえはメーカーによって趣向が異なる。同じ軽自動車でもダイハツはスズキより全体的に重めで、安定感のある落ち着きのある操作感をよしとしている。

これはこれでいいし、私も好きなのだけれど、腕力&握力のない女性のなかには駐車が苦手な人もいて、駐車のときにハンドルを何度も切り返す→重めのパワステはつらい→駐車したくない→運転したくない→クルマ苦手→クルマ嫌い!となりがちだ。えーっ、クルマを嫌いにならないで!と、ダイハツの女性チームが立ち上がり、男性技術者に物申す!と、まとめたのが今回の『ミラトコット』のパワステである。

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エクステリアデザインは“ほっとスクエアハッチ”[デザイナーインタビュー]

ダイハツから販売されている軽乗用車、『ミラトコット』は、誰でもやさしく乗れるエフォートレスなクルマをコンセプトに開発された。そこで、そのデザインの意図やそこに込めた想いなどについて話を聞いた。

ほっとスクエアハッチ

----:まずパッと見た印象なのですが、新しくないけれど、古臭くもない。その中で懐かしさも少し感じてしまいます。

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左からダイハツ工業デザイン部第2デザイン室CMFスタジオ副主任の平井伸明氏(カラーを含めた女性案デザインのまとめ役)、同デザイン部造形デザイン室IT・VRグループ副主任の西村美喜子氏(社内のコンセプトビデオ作成等担当)、同デザイン部第2デザイン室CMFスタジオの坂本唯衣氏(ルーフラッピング担当)、同デザイン部第一デザイン室課長の皆川悟氏(デザイン主担当)、同デザイン部第2デザイン室CMSスタジオの岡本郁子氏(ファブリックシート関係担当)左からダイハツ工業デザイン部第2デザイン室CMFスタジオ副主任の平井伸明氏(カラーを含めた女性案デザインのまとめ役)、同デザイン部造形デザイン室IT・VRグループ副主任の西村美喜子氏(社内のコンセプトビデオ作成等担当)、同デザイン部第2デザイン室CMFスタジオの坂本唯衣氏(ルーフラッピング担当)、同デザイン部第一デザイン室課長の皆川悟氏(デザイン主担当)、同デザイン部第2デザイン室CMSスタジオの岡本郁子氏(ファブリックシート関係担当)

【4000km試乗】「女子カー」と限定してしまうのはもったいない[前編]

ダイハツの軽ベーシックモデル『ミラトコット(以下、トコット)』で東京~鹿児島間を4000kmほど周遊する機会があったので、インプレッションをお届けする。

トコットは同社の『ミライース』をベースとしたシティコミューター。エンジン、変速機は最高出力52psの0.66リットル直列3気筒自然吸気+CVT(無段変速機)の1種。シャシーもFWD(前輪駆動)とAWD(4輪駆動)の2種があるがチューニングはグレード間で変わらず。グレードの違いは装備だけというシンプル構成だ。価格もFWDの場合、最も高い「G」でも8%消費税込み129万6000円と、ミライースよりは高いもののきわめてお財布に優しい1台だ。

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ミラトコット「G"SA III"」。鹿児島・阿久根にて。ミラトコット「G"SA III"」。鹿児島・阿久根にて。

《滑川寛》

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