ホンダアクセスは、1月10日から12日まで幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」にて、『ステップワゴン』をベースとした多目的スロープ車『KACHATTO-WAGON(カチャットワゴン)』を公開した。
大きなスロープが目を引くカチャットワゴンは、内部が運転席以外すべてフラットとなっており、簡単に着脱できる金具を使ってシートなどを固定できるようになっている。
この金具取り付け位置が多数用意されているため、シートの位置を調整するのはもちろん、積荷のサイズにあわせて配置を変える、車椅子を積み込むなど、目的に応じて好きなようにカスタマイズできるのが最大の特徴だ。
また、従来の福祉車両は車椅子の積み込み位置が2列目までだが、カチャットワゴンでは車椅子を前列の助手席ポジションまで移動することができる。