豊田合成は10月21日、同社のセーフティシステム製品の一つ、カーテンエアバッグがホンダ『プレリュード』新型に採用されたと発表した。
カーテンエアバッグは側面からの衝突時に瞬時に膨らみ窓ガラスを覆うことで、乗員の頭部への衝撃を軽減する機能を持つ。また、世界的に厳しい安全規制であるロールオーバー規制に対応し、横転時に乗員が車外に放出されるのを防ぐ役割も果たす。
今回市場投入された製品は、クーペ特有の限られた車室スペースに搭載可能であることに加え、横転時の膨張形状を保持する性能を持ち、滑らかなボディラインのスポーツクーペにおいて意匠性と安全性を両立している。
豊田合成は今後も多様化する車両デザインに対応したエアバッグを提供し、安全性および居住性の向上に努める、としている。