その核となるのが、カロッツェリアが独自に提供する「ネットワークスティック」である。これはNTTドコモが提供する「In Car Connect」に対応したもので、ドコモのLTE通信回線をこのスティックを使って利用する。これにより、ストリーミングで最新の動画や音楽を楽しめるだけでなく、車内をWi-Fiスポット化することが可能となった。もちろん、ドライブに必要な交通情報や気象情報など多彩な情報を取り込めるのは言うまでもない。
さらに自宅にあるレコーダーのリモート機能にも対応したのも大きなポイントだ。新規で開発した「DiXiM Play for carrozzeria」によって実現したもので、ネットワークを経由することでレコーダー内の録画済みコンテンツや、受信中のリアルタイムの放送を出掛けた先でいつでも楽しめるようになる。見逃せないのはレコーダーで受信できる地デジやBS/CSの番組までもリアルタイムで視聴できること。この機能を使えばエリアを跨いでも自宅で視聴するのと同じように番組が楽しめる。また、HDMI端子に挿すだけで多彩な映像コンテンツが楽しめる「Amazon Fire TV Stick」にも対応。こちらも移動中も通信料金を気にすることなくコンテンツが楽しめるようになる。